2009年春より愛知県北設楽郡のとある山の中へ東京から移住。自然豊かなこの町で“木と革”から生まれるモノ作りをしています。


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「田舎暮らし」を本気で考える人へ~設楽町とは?~

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長文です。

私たちが住む愛知県の東側に位置する山間地「設楽町」は、多くの田舎が抱える問題を同じように抱え、過疎化が深刻な状態です。そんな問題に対してどう対処してよいか分からない住民に対し『地域の存続をみんなで考えて行きましょう!』と、国を挙げての政策がたくさんの“田舎”とよばれる地域で行われているようです。
その流れでここ設楽町にも名古屋大学の高野雅夫教授がアドバイザーとしてやってきました。この町は40年で人口は15000人から5400人と3分の1に。あと30年後には1000人ほど。早い段階で住民の意識を本気で変えて、移住者を増やす取り組みを真剣に取り組んでいきしょう!!という風を起こそうとしています。

私たちがここ「設楽町」へ移り住んだ経緯を少しお話します。
私たちは2009年に東京から設楽町にやってきました。
相方の実家があるので一般的には、Uターン者になると思います。
Iターン者との違いは多々ありますが、他にも選択肢があった中この町を選んだという面ではIターン者に近い面もあります。
戻らなくてはいけない事情はさほどなく、むしろ田舎の面倒な面を知った上での「田舎暮らし」のスタートでした。

1.きっかけ
共働きで2人の子供をかかえて生活していた東京で、家族の「未来」を描けなった。
時間に追われ必死に過ごす日々・・・当時を振り返るとそんな言葉が浮かびます。
小さな子供にはよく怒りました。感情で言葉を発していました。
仕事はとても忙しかった。収入もほどほどにありました。やりがいもありました。
でもその先に自分のやりたい事が見えなくなりました。もっともっと頑張れたけど何に対して頑張っているか分からなくなってきたのです。
子供の年齢、仕事のくぎり、ゼロからの出発に費やすエネルギーを考えて時期を決めました。

2.住まい
相方の両親との同居という選択肢は全くなかった。
この先を考えて近いほうが・・・と思いながら愛知全般をネットで探し始めました。
名古屋(都会)→東京との生活と大差ないのでは、、、少し田舎へ→
豊橋・豊川(ほどよい街)→中途半端、、、、もう少し自然に近くに→
新城(電車の駅がある田舎町)→ここまできたら「設楽町」でしょ!!
そんな流れで「設楽町」内に絞って探し始めましたが、ネットから得る情報は本当に少なく転居予定の半年に現地へ行き自分たちの足で探しました。集合住宅は望んでなかったので一軒家を探しました。
空き家らしい一軒家はたくさんありました。外見はりっぱ、中は相当な古さというものがほとんどです。家を探し持ち主と連絡をとることは義父を通すとそれほど難しいことではありませんでした。(そこがUターン者の利点ですね)ただ、家の情報以外の事も徐々に耳にし「田舎に住むこと」を実感し始めました。ただ住むだけでは済まない、地域とのたくさんの関係を保たなければならないのです。
結論から言うと、私たちは実家の近所の空き家を借りることにしました。イイこと取りです。
・・・・・そして半年後には、同居へ。

3.仕事
相方は手に職がありました。独立したいという強い気持ちもありました。知能派、戦略派ではなく地味にコツコツタイプの私たちは商売を軌道に乗せるのに時間がかかります。それを承知で今も奮闘中です。
木と革aoyama
http://aoyama.ifdef.jp/index.html

よく耳にする「半農半・・・・」(食うに困らない分の作物を作るりながら、自分のやりたい仕事をやる)には、全く興味を持っていませんでした。食べるものに意識をするようになったのは、移り住んで数年後。それを意識するようになると新たな田舎の魅力を感じるようになりました。
仕事の可能性は無限です。要はやる気次第です。

4.困ること
たくさんあります。
それ以上によいことがたくさんあります。
今言えるのはその程度。

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ここから先は「設楽町」にやってきてくれた地域おこし協力隊の一人の言葉を参考にまとめました。
移住したい人から見た“田舎”について知りたいことを端的に分析してくれています。
これは、私たちからは気付きにくいことでした。

1.『寒いか、暑いか』
夏は過ごしやすく冬は寒い(津具・名倉地区は積雪あり)

2.『山か、海か』
山です。 標高400~600m程度でしょうか(正確な情報ではないのですみません)

3.『自分の現在の生活空間からどれくらいの距離か』
設楽町ウィキメディアを参照下さい。

4.『どれくらい田舎か(田舎度)』
はかる尺度として一つの目安となる「コンビニ」、町内に一つ「サークルK」があります。
最寄りの鉄道の駅までは30~60分。
バスも一時間に1本は通っていますが、交通手段は間違いなく車です。
車の運転ができなければ住めません。
ペーパードライバーだった私も移住後は初心者マークを付けて山道をブイブイ言わせてました(笑)。

田舎度~奥三河~
田舎 ---- 豊根 < 東栄 < 設楽 < 新城 ---- 都会
田舎度~設楽町内~
田舎 ---- 神田平山< 津具< 名倉< 清嶺< 田口 ---- 都会
ここが一番大事なところなようです。
価値観が多様化しているので考え方もそれぞれ。田舎を目指すなら田舎度が高い方が魅力的だと言われますが、まずはほどよい所から始めるのをオススメします。

5.『待遇はどうか』
ここが一番知りたい所ですね。直接役場へ訊ねるのがいいです。
平成28年から役場に「移住定住推進室」というものができて町全体で力を入れ始めました。
まだまだですが、これからに期待していて下さい。
設楽町ホームページ http://www.town.shitara.aichi.jp/

設楽町のHPから少し抜き出しました。気になる項目をクリックして下さい。
一坪1万円で宅地を分譲します
設楽町若者定住促進住宅補助金を交付します
設楽町の空家バンク
設楽町の仕事情報 設楽町無料職業紹介所

6.『農地について』
休耕田は探せばあります。すぐに使えるものは少なく「自分で草を刈り一から人力で耕したい」と強い気持ちの人にはお勧めの場所が多数あります。
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私自身が勉強不足で中途半端な情報しかお伝えできませんが、
「田舎暮らし」を考えている方が「設楽町」という田舎も一つの候補地に入れていただけたら嬉しいです。その上で、岐阜や愛知にある山間の「田舎」を広く見て探って下さい。
どんな会社にもどんなコミュニティーにも色々な個性ある人がいるように、田舎にもいろんな人が居ます。頑固ジジイや噂好きなオバサンもたくさんいます。そんな人に限って凄い技能を持っていたり世話好きな優しい人だったりします。消費社会の大きな波に押されながらも(幸運にも)すべてを頼る生活に染まることなく可能な限り時間と労力を費やし自給自足の生活をしています。正確には「していました」です。若者がどんどん都会へ出て行く流れを「ここでの暮らしに魅力がないからだ」と嘆いています。私が知る限り、多くの先輩方は器用で、生きる力(知恵と工夫)を備えています。敬意を持って田舎モノに触れて下さい。田舎愛と“したたかに生きる力”を持っていればここでの生活はきっとうまくいきます。
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by oyama-life | 2015-09-13 11:16 | | Comments(0)

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